樹木葬は後悔している人が多い?隠されたデメリットとは
お墓までのアクセスが悪くなりがち
樹木葬には様々なメリットがありますが、デメリットもあるので注意しましょう。
中でも代表的なのが、お墓までのアクセスが悪くなりやすいということです。
樹木葬は基本的に樹木を植える埋葬方法なので、樹木が植えられる場所にしか埋葬できません。
つまり、山の中で樹木葬を行う場合など、車などで入っていけないような場所にお墓を作ってしまうと一気に交通アクセスが不便になり、お墓参りなどに行くのが億劫になりやすくなります。
拝みに行ってもお墓らしさがない
樹木葬は最近になって流行っている方法で、費用を大幅に抑えることができますが、しっかりとした墓石を作って供養してこそお墓参りのやりがいがあると考えている人も根強いのが現状です。
反対に樹木葬はお墓ではなく樹木を植えるコンパクトでシンプルな埋葬方法なのでお墓参りに行ってもお墓らしさがないので、拝んでいる感じがしないのが欠点といえます。
費用が安く済むとはいえ、拝んでいる気分になれないとお墓参りに行く頻度も自然と減ってしまうかもしれません。
改装できない場合もある
樹木葬は一般的な埋葬とは違い、遺骨を骨壺から取り出して直接土の中に埋葬するのが一般的です。
しかし、この方法だと骨壺を取り出して別のお墓に移動させたいと思っても改葬ができない場合があります。
つまり、樹木葬を選ぶと二度と遺骨を取り出すことができないと思っていた方がいいかもしれません。
どうしても改葬したいのであれば、遺骨を埋葬した土の周辺ごと移動させることになりますよ。
費用が安くなるとはいえ、よく考えてから埋葬しましょう。