「永代供養墓」と「墓の永代使用」とは全くの別物なので要注意
永代供養|決まった期間は寺院や霊園が供養してくれる
永代供養とは決まった期間だけ寺院や霊園が供養してくれる方法で、お墓参りに来てくれる人がいない人やお墓参りに行けない人の代わりに寺院や霊園が管理してくれるのが大きなポイントです。
しかし、永代と呼ばれているにもかかわらず、未来永劫管理してくれるわけではありません。
一定期間が過ぎると合祀墓などに移動されるのが一般的ですが、遺骨の一部を骨壺に入れて残りは埋葬するといった方法があるので、事前にどんな埋葬になるのか確認しましょう。
永代使用|お墓の権利を買ってその土地を使う
永代供養に非常によく似た紛らわしい名前の永代使用がありますが、永代供養と違って永久にお墓が使えるのが最大の違いです。
永代使用は寺院や霊園側に永代使用料を支払ってお墓の権利を購入し、そのお墓の土地を永久的に使用するので契約前に合祀墓や永代供養墓に移動することもありません。
一定期間がいつ来るのか心配する必要性もありませんし、契約前にいろいろと確認する必要性も無いので自分だけのお墓を管理したい人などにおすすめです。
永代供養墓の供養期間はいつまで?
永代供養は基本的に遺骨の安置期間に一定期間を設けているので、どのくらいの期間で供養してくれるのか気になりますよね。
永代供養の供養期間は各寺院や各霊園によって違うため、契約する前に確認しましょう。
一般的な供養機関については33回忌となっていますが、寺院や霊園によっては17回忌や50回忌になることもありますし、相手方との相談によって供養期間を決める場合もあります。
どのくらいの供養期間になるのか、相手方と話し合って確認するのが得策です。