大阪でも出来る海洋散骨｜法律的に許される条件とは？

大阪でも近くの海で海洋散骨は行われている

海洋散骨は馴染みが薄い埋葬方法ですが、大阪でも近くの海での海洋散骨が行われています。

海洋散骨とは海洋葬とも呼ばれ、遺骨を海に散骨して故人を供養する埋葬方法です。
一般的にはクルーザーで近くの海に行き、セレモニーを行ってから遺骨を散骨する流れとなっています。
ただし、海洋散骨を行う際には様々な注意点があります。

法律的には「相当の節度を持って行う場合」は処罰の対象にならない

本来であれば遺骨を海に散骨することは法律にひっかかる可能性があります。
不法投棄や海洋汚染を行ったものとして法律に違反する可能性がありますが、法律的には「相当の節度を持って行う場合」は海洋散骨を行ってもいいとされています。
したがって、海洋散骨を行う際はしっかりとマナーを守り、所定の手順に従ってしっかりと準備を進めましょう。

散骨するときは遺骨と分からない状態にする必要がある

海洋散骨を行う際の最低限のルールとして、遺骨だと分からない状態にする必要性があります。
正確には、一辺が2mm以下のパウダー状にして散骨しなければなりません。
もしもパウダー状にせずに遺骨扱いとして発見された場合、遺棄事件として発展する可能性があります。
余計な誤解を招かないためにも、しっかりと確実にパウダー状にしましょう。